見学・研修会 企画
世界文化遺産 音羽山清水寺見学研修会(国宝本堂ほか4棟保存修理現場)
日時:2020年12月04日(金)
内容:12年に及ぶ「平成の大修理」を先日終えた境内の見学や修理に関する座学、清水寺の成り立ちに関する座学を丸一日かけて実施しました。なおコロナ禍の状況を鑑み、当日は感染予防対策(マスク着用・検温・手指消毒・座学会場の換気等)を十分に行い、座学はZoomによるライブ配信及びアーカイブ配信を行いました。
日本建築協会 京都支部 JIA京都 JIA文化財修復塾 現地講座
黄檗宗大本山萬福寺修理現場見学研修会(重要文化財萬福寺法堂ほか4棟保存修理工事現場)
日時:2020年01月17日(金)
内容:伝統的な日本の建築に関する研修、又 文化財の修理活用設計技術者を育成する為の研修として本見学研修会を実施しました。午前は京都府文化財保護課により保存修理工事中の「重要文化財萬福寺法堂ほか4棟」の修理現場見学、午後は文化財建造物の修復・耐震改修に関する長年の実務経験を持つ方を講師に招き、2コマの座学を行いました。本プログラムは2019年度の文化財修復塾現地講座の一つでもあります。
日本建築協会 京都支部 JIA京都 JIA文化財修復塾 現地講座
本隆寺修理現場見学研修会(重要文化財本隆寺本堂ほか2棟保存修理工事現場)
日時:2019年02月21日(木)
内容:昨年度に続き伝統的な日本の建築に関する研修、又 文化財の修理活用設計技術者を育成する為の研修として、本隆寺の修理現場見学研修会を開催します。本隆寺は京都・西陣に在る法華宗真門流総本山の寺院です。現在、京都府文化財保護課による保存修理工事中ですが、御理解をいただき見学会開催の運びとなりました。
日本建築協会 京都支部 JIA京都 JIA文化財修復塾 現地講座
伊勢神宮茶室「霽月」及び茶庭 見学・研修会
日時:2017年07月11日(火)
内容:日本人の心のふるさと、神宮の聖地(約 600 坪)に「伝統精神の高揚を願って」献納された松下幸之助氏の遺志と それを受けて仙アートスタヂオが造成、配置、建築設計を、そして 近・現代数寄屋建築にその卓越した匠の技を発揮された中村外二棟梁のもと建築は中村外二工務店が、茶庭は岩城造園が施工されました。今回、棟梁の下で数々の名建築の現場を担当された御子息、義明氏の御配慮で、見学解説いただきました。
日本建築協会 京都支部 JIA京都
京都大学 清風荘 見学会
日時:2017年06月03日(土)
内容:京都大学 清風荘の見学会を京都大学・中嶋節子先生並びに花豊造園・山田拓広氏の御案内で開催しました。清風荘は、元公爵西園寺公望の京都別邸として住友家が建設したもので、公が大学創設当時の文部大臣であった縁から、昭和19年6月に住友家から京都大学へ寄贈されました。大正元年に主屋が完成し、大正9年までに茶室など附属の建物が整えられています。設計は住友家出入りの八木甚兵衛(二代)により、茶室や供待などは数寄屋大工の上阪浅次郎が手掛け、平成24年7月に重要文化財指定されました。また庭園は小川治兵衛が手掛けており、昭和26年6月に名勝指定されています。普段は非公開ですが、大学のご理解をいただきまして見学会開催の運びとなりました。
日本建築協会 京都支部 JIA京都
真澄寺別院 流響院 見学会
日時:2016年11月23日(水)
内容:伝統的な日本の建築と庭園の関係性に関する研修、又 文化財の修理活用技術育成の為の講習として、南禅寺界隈きっての名苑「流響院」の見学会を京都工芸繊維大学 矢ヶ崎善太郎 先生の御案内で開催しました。
座学:琵琶湖疏水と南禅寺別邸街の建築と庭園
日時:2016年12月06日(火)
内容:琵琶湖疏水(1885~1890 明治18~23 年)は遷都による京都の起死回生策として比叡山系の山腹にトンネルを穿ち、琵琶湖の水を京都まで引き込む大土木事業であった。南禅寺界隈から岡崎にかけての用地にこの疏水で得られる水を作庭に存分に生かしたのが近代日本庭園の先駆者、小川治兵衛であった。今に残る数々の名苑は彼の手腕、疏水による水利用なくしてはあり得なかったであろう。庭園都市 京都に於る庭屋一如の典型例をここに見ることが出来る。「流響院」の見学に続き矢ヶ崎先生に解説いただきました。
日本建築協会 京都支部 JIA京都 JIA文化財修復塾 現地講座
京町家:生谷家住宅 見学・研修会
日時:2016年01月20日(水)
内容:昨夏特別公開された当社関係物件「生谷家住宅」で、建築専門家向け見学・研修会が開催されます。午前は当社代表・長瀬博一による解説付きの建築見学、遠藤康雄氏(建築事務所ニュープラン)による構造補強の解説を実施。(小埜氏による庭園改修説明は、御本人出張の為 中止となりました)午後からの講義では講師を御二人お招きして下記をテーマに講義をしていただきました。
■ 文化財修理の技法と調査について 菅澤茂氏(元京都府文化財保護課)
■ 日本の中の京町家 -町家とは何か- 大場修教授(京都府立大学大学院教授)
日本建築協会 京都支部 JIA京都 JIA文化財修復塾 現地講座
仁和寺現地見学・講習会
日時:2015年11月09日(月)
内容:京都府教育庁文化財保護課御協力のもと建築の専門家を対象とした企画として、
①仁和寺 観音堂 修理現場見学(10:20~12:00)
②仁和寺境内建築物・庭園見学(13:20~15:15)
③文化財修理に関する座学(15:30~19:00)
を行うハードスケジュールでしたが、日本建築協会会員、JIA登録建築家を始めとした様々な方々が全国各地から参加されました。(定員一杯の申込)
修理中の現場や国宝・重文の建造物9棟の他、近代和風の書院建築(白書院、黒書院)、霊明殿、通常非公開の茶室 飛濤亭(ひとうてい)、遼廓亭(りょうかくてい)を見学。
紅葉の盛りの美しい仁和寺境内は見応えがあり、充実の一日でした。
日本建築協会 京都支部 JIA京都 JIA文化財修復塾 現地講座
旧三井家下鴨別邸 見学研修会
日時:2015年03月10日(火)
内容:京都府教育庁指導部 文化財保護課の御協力を得て現場御担当者に案内戴きました。
日本建築協会 京都支部 JIA京都
国宝 知恩院御影堂半解体修理 見学研修会
日時:2014年10月21日(火)
内容:京都府教育庁指導部 文化財保護課の御協力を得て現場御担当者に案内戴きました。
日本建築協会 京都支部
東寺土塀・門修理工事 見学研修会
日時:2012年09月22日(土)
内容:東寺では平成21年から東大門(重文)の解体修理、金堂、講堂、五重塔の部分修理を実施され、まもなく完了する予定です。東寺のご協力をいただき、保存修理工事の見学会を開催する運びとなりました。
日本建築協会 京都支部
勉強会・セミナー 企画
日本建築協会京都支部・令和元年セミナー第2回
「まちづくりと都市計画」-京都市の都市計画行政を省みて-

日時:2019年11月22日(金)
講師:吉田秀雄氏(工学博士.元 京都市都市計画局職員)
内容:吉田秀雄氏は、京大修士卒業後、京都市都市計画局(住宅局ではなく)に35年間勤務され、専ら土地の用途利用、交通計画との関係、又、景観行政にも長く従事され京都市の都市計画の礎を築かれました。京都市の「まちづくり構想」「都市計画」に関する多年に渉る御経験からその歴史を振り返ると共に今後の展望を語っていただきました。
日本建築協会 京都支部
日本建築協会京都支部・令和元年セミナー第1回
「河川工学からみた日本の洪水災害と課題」

日時:2019年07月12日(金)
講師:井上和也氏(京都大学名誉教授.元 京大防災研究所所長)
内容:昨年6月の大阪北部地震、7月の豪雨、9月の台風21号と近年地震の活性期及び異常気象も重なり、各地で大きな災害が次々発生しました。我国日本列島の7割は山地であり、従って多くの河川を持ち川筋、谷筋に沿った街や集落も北から南まで数多く在ります。今回は国土というマクロな視点に立ち、河川工学の権威 元京大防災研究所所長の井上博士に日本の国土の特徴と国土の安全化、強靭化の為の対策を教示頂きました。
日本建築協会 京都支部
「都市の緑の育成管理」
日時:2019年03月15日(金)
講師:片山博昭氏(日本造園修景協会京都府支部長.京都市動物園 第31代 園長)
内容:京都市では近年、街路樹の京都市型景観剪定(紅葉する街路樹の二段階剪定)や街路樹サポーター制度の立案など、街路樹行政にかかる独自の政策を積極的に打ち出して、京都市ならではの整備や育成管理を構築し、次代に美しい都市の緑を引き継いで行こうと努力しています。今、政策と技術と市民のチカラの融合が必要な時です。都市の緑のあり方を皆さんで考えましょう。
日本建築協会 京都支部
「海外に広がる日本の庭園文化 -その現状と課題-」
日時:2018年08月31日(金)
講師:山田拓広氏(花豊造園株式会社代表取締役)
内容:日本建築協会京都支部では、幅広い会員構成から成る本会に鑑み、今年度からスタートした隔月セミナーのテーマの大枠を「木、色、庭」とし、三テーマを輪番で行います。今回の「庭」にちなむ第1講は、京都の老舗造園会社の社長に、近年海外でも事業展開され事情に詳しいので、広く日本の庭園文化の海外事情についてお話いただきました。 
日本建築協会 京都支部
「生活環境の色彩心理生理・和の色彩感覚と景観調和」
日時:2018年07月20日(金)
講師:渡辺安人氏(アーキタイプ工房 代表)
内容:建築の色彩計画(カラープランナー)としての官、民にわたる実践活動並びに、建築・環境・景観・色彩の教育者としての活動を、主に関西で続けて来られた渡辺安人氏。今回、建築や集合景観に関する色彩計画についての講演をお願いしました。
日本建築協会 京都支部
「木材の架構とディテール」
日時:2018年05月18日(金)
講師:上岡正幸氏(上岡工務店)
内容:上岡正幸氏は、京都を代表する数寄屋建築の工務店で長年高級木造住宅や茶室の現場に従事され、「人」(各種職人さん)と「もの」(材料・製品)の手配、段取りに采配をふるって来られました。又 施工図を描き、細密なディテールに配慮され、工程管理の責任者でもありました。今回、多年にわたる御経験を踏まえた木造架構とディテールについてお話しいただきます。
日本建築協会 京都支部
「生活環境の色彩心理生理・和の色彩感覚と景観調和」
日時:2016年08月26日(金)
講師:渡辺安人氏(アーキタイプ工房 代表)
内容:建築の色彩計画(カラープランナー)としての官、民にわたる実践活動並びに、建築・環境・景観・色彩の教育者としての活動を、主に関西で続けて来られた渡辺安人氏。今回、建築や集合景観に関する色彩計画についての講演をお願いしました。
日本建築協会 京都支部
「和の伝統でつくる」-茶匠の仕事に学ぶ-
日時:2016年4月29日(金)
講師:中村昌生氏(京都工芸繊維大学名誉教授.福井工業大学名誉教授.京都伝統建築技術協会理事長)
内容:今年米寿88歳になられた茶室・数寄屋建築研究の第一人者、中村昌生氏は、教育者として又設計者として活動を続けて来られました(研究、教育、設計の鼎型業績)。かつて公共茶室 名古屋市 白鳥公園清羽亭)の設計で、芸術院賞を、又先日は「茶室・数寄屋建築研究の伝統の継承発展に尽くされた功績」に対し「アカデミア賞」を受賞されました。以上を記念して、今回は特に専門家向けに今までの氏の設計作品に基く講演を御願いしました。 
日本建築協会 京都支部